【飲食店向け】札幌のMKタクシーが提供するデリバリーサービス「タク配」とは?

タク配 デリバリー
タク配
スポンサーリンク

コロナウイルスの影響で多くの飲食店で経営が苦しくなっているのではないでしょうか?
外出自粛を要請されていたり、外出そのものに恐怖感じる方が増えているために、集客が難しくなっていますよね。
その為、販路拡大を目指して、ここ数カ月でテイクアウトやデリバリーを始めるお店が急増しています。

そんな中、MKタクシーが飲食店向けに宅配サービスを提供する「タク配」を行っていますので、こちらを紹介します。
デリバリー導入を検討している飲食店の方はチェックしてみてください。

※掲載情報は2020年5月8日時点のものですので、最新情報・詳細情報はサービス提供元のウェブサイトなどで確認をしてください。

スポンサーリンク

デリバリーサービス「タク配」を行っているMKタクシーとは?

MKタクシー

はじめに「タク配」サービスの紹介の前に、「タク配」を行っているMKタクシーについて少しだけ紹介したいと思います。

MKタクシー
https://www.mk-group.co.jp/

東京、名古屋、滋賀、京都、大阪、神戸、札幌で展開しているタクシー会社です。
車両にこのようなマークがついているので、すぐ見つけられると思います。

MKタクシーの目印

MKタクシーは個人的に好きなタクシー会社です。
昔すすきのでの仕事が多かった時には、よくMKタクシーを探して乗って帰っていました。というのが、MKタクシーは料金が他のタクシー会社より安いんです。
料金以外に、TAPCOというプリペイドのカードを作成していたり、スマホアプリでの配車をしていたりと、色々と挑戦しているタクシー会社です。

MKタクシーインスタグラム
https://www.instagram.com/mktaxi.jp

それでは、MKタクシーの提供する「タク配」とはどのようなサービスなのでしょうか?

MKタクシーのデリバリーサービス「タク配」とは?

タク配フライヤー

MKのタク配
https://www.mk-group.co.jp/takuhai/

簡単に説明すると、注文と商品代金のやり取りは店舗とお客さんでやってもらい、商品の宅配だけをMKタクシーが請け負うという形になっています。

タクシー業界もコロナウイルスの影響で今かなり厳しい状況だと思います。タクシー、飲食店、消費者をつなぐこのようなサービスは全国で広がっていますし、経済活動を維持するための私達の取れる一つの選択肢だと思います。

現在京都と札幌でサービス展開をしているのですが、すごいのが料金です。今キャンペーンをやっていて、たぶんMKタクシーとしては試験的にこの2都市で利益無しでやっているのではないかと思います。

それでは詳しくサービス内容を見ていきましょう。

「タク配」の利用料金

現在キャンペーン中で、1回の宅配で店舗がMKタクシーに払う料金が110円です。激安です。

現在のところ5月13日までの限定だそうですが、国土交通省が飲食の有償運送の許可を延長する場合は、5月31日まで延長するとの事。
キャンペーン終了後は1回550円のようです。

お店側から「タク配」への支払い方法

ドライバーさんへ宅配する商品を渡す時に店舗側は料金を支払います。

サービス利用フロー

お客さんの支払い方法

ここが少々ネックになるのではないかと思います。
料金の支払いについてMKタクシーのドライバーさんは関与する事ができないそうなので、お店とお客さんの間で支払いを済ませなければなりません。
要するに、ドライバーさんに料金を受け取ってもらうという事ができません

この場合、可能な決済方法はいくつか考えられます。

  1. 次回来店時に支払いをしてもらう(常連客のみ)
  2. 受注をWebサイトから行ってサイト上で決済してもらう
  3. QRコード決済してもらう

現実的なのは2.と3.でしょうか。
ただ、2.はサイトを作らなければなりませんし、お店のサイトを持っていたとしても、注文機能や決済機能を追加しなければならないので少々コストがかかりますね。

3.はそれほど導入ハードルは高くないと思います。
「タク配」では、現金やカードでの支払いをドライバーさんが行う事はできませんが、QR決済するQRコードを宅配時に持って行って、支払い手続きの確認(支払い操作の確認のみ)はしてくれます
なので、QRコード決済を導入しているお店であれば支払いに問題ありません。
導入していないお店では、「タク配」を利用するタイミングで今話題のQRコード決済の導入を検討する良い機会だと思います。

下記に大手QR決済サービスの導入ページを紹介しますので、一度確認してみてください。

PayPay
https://paypay.ne.jp/store/

LINE Pay
https://pay.line.me/portal/jp/business/merchant

「タク配」サービス依頼方法

配達の時間指定はできませんが、お店での商品受け取りから30分から1時間で宅配できるとの事です。
宅配先の近くに来るとドライバーさんからお客さんに連絡して、お客さんに車まで来てもらい、トランクから商品を持って行ってもらうという形になります。
QRコード決済をする場合は、商品受け取り時に決済する事になります。

「タク配」の宅配可能エリア

店舗から5キロまでが宅配エリアとなります。
かなり広域をカバーできるのではないでしょうか。

参考:札幌エリアの距離目安

デリバリーのニーズは高まる一方ですので、これからエリア拡大する可能性はありますね。

「タク配」登録店舗数

「タク配」のウェブサイトには2店舗の紹介のみとなっており、まだ登録店舗は多くないようです。
あまり札幌エリアについては、サービスのメディア露出が少ないようですので、登録数店舗はこれから増えていくのではないかと思います。

MKタクシーのデリバリーサービス「タク配」の導入の問題点は?

QR決済イメージ

一番の導入ネックはお客さんの支払い方法でしょうか。この点については、お店それぞれ運営状況があると思いますので検討が必要になると思います。

また、飲食店側としては宅配料金が気になると思います。
現在は110円なのでそれほど負担はありませんし、MKタクシー側は「できる限りテイクアウトMENUなどの店頭販売と同価格でのご提供をお願いいたします。」とお願いしていますので、110円であれば飲食店側でカバーできなくはないコストだと思います。

今後110円から550円になった場合は、お客さん側に宅配料金として支払いをお願いして良いと思います。
この状況ですので、外出自体が社会的にも個人感情的にも難しくなっていますし、「救済」という意味でも地元のテイクアウトやデリバリーを使いたいというニーズは少なからずあります。
そうでなくとも、その飲食店のファンであるなら、550円でデリバリーしてもらえるなら使用するお客さんは多くいると思います。

また、販売戦略として、一定の利益以上を上げられる注文については宅配無料として、550円を飲食店側で持つという事もできます(例:「4,000円以上の注文で宅配料金無料」、ある条件によって発行する宅配無料クーポンなど)。

まとめ

レストラン

コロナウイルスの影響はこれからも長く続くので、飲食店の運営形態は大きく変わっていくと思います。
店舗でのお客さんの収容数が社会的距離の保持により、減少する可能性がありますし、外食そのものの頻度も減る可能性があります。
それによって飲食店側としては、販売機会を増やす為に、今起こっているデリバリーとテイクアウトのトレンドはこれから先も継続事が予想されています。

今後の店舗運営も考えつつ、テイクアウト、デリバリー、ウェブサイトの作成、SNSの利用、カードやQR決済、などの導入コストを鑑みて、このコロナウイルスを乗り越える策を多方面から検討してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました