札幌市内のみならず、全国で様々なコロナウイルス対策が実施されており、事業者は対応に四苦八苦しているのではないでしょうか。
今月、北海道が新型コロナウイルスの対策として「北海道コロナ通知システム」の無料提供を開始しました。
「北海道コロナ通知システム」とはどのようなサービスなのでしょうか？
札幌で利用できる「北海道コロナ通知システム」とは？
北海道コロナ通知システム
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kks/coronaalertsystem.htm
「北海道コロナ通知システム」とは、施設やイベントの参加者が、施設やイベント主催者によって設置されたQRコードを読みとって登録をすると、その日その場所に新型コロナウイルス感染者がいた事が判明した際にメールで通知してくれるサービスになります。
新型コロナウイルスの感染者は日々発生していますので、外食をしたりイベントに参加したり、人の集まるところに行くのが不安な方も多いのではないでしょうか。
「北海道コロナ通知システム」は感染者がいたことを通知するサービスですので直接感染を予防するようなものではありません。それでも、このようなサービスを利用できれば感染者が同じ場所にいたことを早く知る事ができますので、早期に検査の依頼をするなど自身への対策が早く取れるようになりますね。
同様のサービスは北海道以外にも東京、神奈川、大阪、宮城、岐阜、滋賀などでも実施されているようです。
北海道はメールでの情報提供となっていますが、LINEで行っているところもあるようです。
では、具体的にどのように利用するのでしょうか？
札幌で利用できる「北海道コロナ通知システム」の利用方法
「北海道コロナ通知システム」を利用している施設や店舗、イベント主催者がQRコードを入口などに掲示していますので、それをスマホで読み取ります。
QRコードを利用したことがない方は、以下のサイトを参考にしてみてください。
スマホでQRコードを読み取る簡単な方法 リーダーアプリ不要【Android/iPhone】
https://mag.app-liv.jp/archive/118517/
QRコードを読み込んで登録サイトに行くと以下のような画面が出てきますので、通知を希望するメールアドレスを登録して完了です。
氏名や住所、電話番号などのメールアドレス以外の個人情報を登録する必要はありません。
登録後、もし訪れた施設・店舗・イベントに同じ日に感染者がいたことがわかると、登録したメールアドレスに感染者がそこにいた事を通知するメールが届きます。
このメールを受信しても、当然ながらあなたが感染したことを通知しているわけではありません。
もし通知を受けた際に発熱している、などの体調に不安がある場合は道庁の相談センターに問い合わせましょう。
新型コロナウイルス相談窓口一覧
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tkk/koronasoudantoiawase.htm
店舗やイベント主催者側の導入方法を紹介します。
【店舗・イベント主催者用】札幌で利用できる「北海道コロナ通知システム」の導入方法
事業者の方やイベント主催者は以下のURLから登録画面に入り、情報を入力すればQRコードが取得できます。
北海道コロナ通知システム
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kks/coronaalertsystem.htm
必要な登録情報は以下の通りです。
- 店舗（支店）・イベント・施設名
- 担当者氏名
- 連絡先電話番号
- 担当者メールアドレス
- 郵便番号
- 住所
「開催期間有り」の場合- 開始日時
- 終了日次
それほど多くない登録内容だと思います。
札幌でも利用できて、無料でそれほど手間をかけずに導入できるコロナ対策ですので、導入を検討してみてはどうでしょうか。
このサービスを導入することによって、コロナ対策をしている場所だということで、利用者は少なからず安心感を得られると思います。
また、新型コロナウイルスの感染拡大防止に寄与することもできますね。
まとめ
これまで国や地方自治体や個人によって色々なコロナ対策がされてきていますが、全ての対策を行うのはコストがかかりますし、果たして効果があるのか怪しいものもたくさんあります。
しかし、今私たちには正解はわかりませんので、やれる対策はやるしかないということだと思います。
札幌でも利用できる「北海道コロナ通知システム」は無料ですし、QRコード掲載にはそれほど手間もかかりません。
感染拡大の防止と顧客や利用者、イベント参加者の安心獲得の助けとなるサービスです。
訪れた施設や店舗、イベント会場にこのQRコードを見つけた際には是非登録してみてください。
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