札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」を使ってますか? | 食品ロス対策サービス

フードプラス テイクアウト
フードプラス
スポンサーリンク

札幌で利用されている「プラスフード(PLUS FOOD)」を使ったことがありますか?
今世界中で社会問題とされている食品ロス(フードロス)の取り組みとなる、素敵なサービスです。
このコロナ禍でテイクアウト事業が活況を見せている中、この「プラスフード(PLUS FOOD)」も再度注目を集めてきています。

おいしい食事も楽しめて、社会問題の解決にも貢献できる「プラスフード(PLUS FOOD)」を紹介します。

スポンサーリンク

札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」の取り組む食品ロス(フードロス)とは?

廃棄されるゴミ
廃棄されるゴミ

世界で今食品についての意識は多方面で関心を向けられていますね。
その中でも、食品ロス(フードロス)についての問題は深刻で、多くの個人・企業が力を入れてきています。

日本では「食品ロス削減推進法」も公布され、大量消費を抜け出そうという動きが出てきています。
企業の取り組み以外にも、個人やNPOなどでの食品ロス(フードロス)を無くしていく活動は、徐々に盛んになってきているように感じます。

札幌市では生ごみは年間7.6万トン発生し、5.2万トンが焼却処分されており、市内飲食店では1日平均15kg/製造工場では25kgの生ごみが発生するとされています。
札幌市内だけでもかなりの量の生ごみが生み出されていることがわかります。

「プラスフード(PLUS FOOD)」は、この食品ロス(フードロス)に焦点を当てて、それを事業化しているとても珍しいサービスです。

食品ロス(フードロス)対策は、自然環境への配慮や、人が持続的に繁栄するための社会作りの一環として重要な問題とされており、大手企業も無視できるものではなくなっています。
また、逆にその動きを利用して、CSR(企業の社会的責任)の見地から力を入れている企業も出てきています。

一見、食品ロス(フードロス)の解決は無駄がなくなりますし、個人にとっても企業にとっても、それほど難しくないように見えますが実際は簡単なことではありません。
なぜ難しいのでしょうか?

札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」の取り組む食品ロス(フードロス)解決の難しさ

便利なスーパー
便利なスーパー

食品ロス(フードロス)を解消することによって、無駄がなくなるのであれば、個人にも企業にもプラスになるはずです。
なぜ一見するととても簡単に見えそうなことが、難しいとされているのでしょうか?

簡単に説明すると、主に二つあると思います。

  • 市場の需要予測ができない
  • 大量生産によるコスト削減

企業は市場での需要(どれくらい製造したらよいのか)が正確に予測できないので、需要以上の製品を作ってしまうということがよくあります。
商品が欠品したら、販売機会を失うことになりますからね。
逆に全ての企業が市場の予測を正確にできたとしたら、市場経済の仕組みが崩壊してしまいます。

資本主義の下での企業の行う生産システムでは、基本的に大量に生産すると生産費用が落ちます。
そのためにある程度の量を生産することで、販売価格を落とすことができます。

この二つは家庭でも小さい規模で発生していることがわかります。
家族の食事を作るのに、家族や子どもたちがどれくらいのご飯を食べるのかを正確に予測するのはなかなか難しいですよね。
スーパーで買い物をするとき、大きな袋でまとめ買いすると安く買うことができます。

このような現象の積み重ねで、消費しきれない食べ物が企業や家庭から出て来ています。

これはすべて、安く購入できる、いつでもどこでも手に入る、というような人が生活する上での利便性から生まれていることです。

この解決の難しい問題に取り組み、サービスとして提供しているのが「プラスフード(PLUS FOOD)」になります。
「プラスフード(PLUS FOOD)」は飲食店で発生する食品ロス(フードロス)の解消に貢献しています。

「プラスフード(PLUS FOOD)」とはどのようなサービスなのでしょうか?

食品ロス(フードロス)に取り組む札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」とは?

「プラスフード(PLUS FOOD)」とは飲食店などで、やむを得ない事情により食品ロス(フードロス)となりそうな食材を、プラスフードのユーザーがお得に手に入れることができるというサービスになります。
2020年3月1日から本格的にサービスを開始した、まだ新しいサービスです。

サービス自体は新しいのですが、運営企業は1928年創業の衣料製造卸の竹栄株式会社という会社です。
札幌の老舗企業が、社会問題解決と札幌市への貢献を目指して「プラスフード(PLUS FOOD)」を立ち上げたようです。

2021年2月10日時点で、参加店舗が162店となっており、開始当初からどんどん増えていっています。

このサービスを利用すると、ユーザーには食品ロス(フードロス)対策に貢献する以外のメリットもあります。

「プラスフード(PLUS FOOD)」のユーザーは、気になっていたけど購入するまでには至らなかったような飲食店の商品をお得に手に入れることができます。
これまでに知らなかったお店の開拓にもなるはずです。

また、飲食店の通常の商品以外にも、メニューには載っていない「まかない」のような商品や、通常は手に入らない加工工場や問屋さんからの商品も手に入ることがあるそうです。

食品ロス(フードロス)への貢献以外にも メリットのあるサービスなのですが、具体的にどのように利用するのでしょうか?

食品ロス(フードロス)に取り組む札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」の利用方法

「プラスフード(PLUS FOOD)」の利用には、まず利用登録が必要になります。
登録に必要なのは、登録する人の個人情報と、支払いに利用するクレジットカードの情報です。

登録後は審査があるので、審査が通れば利用開始です。

「プラスフード(PLUS FOOD)」で提供される商品は、その店舗まで行ってテイクアウトすることになるので、店舗の場所は重要になりますね。
お気に入りエリアを3箇所まで登録することができます。
通勤や生活圏など、よく行くエリアを登録しておけます。

お気に入りエリアを登録すると、そのエリアのお店の情報がメールされてきます。
どのような商品が出品されているのかが把握できますね。

もし購入したい商品が出ていたら、その商品を購入して、指定された時間に取りにいきます。
食品ロス(フードロス)対策のサービスですので、どうしても店舗側で廃棄になるタイミングがありますので、時間指定は仕方ないと思います。

気になる料金はどうなっているのでしょうか?

食品ロス(フードロス)に取り組む札幌のフードシェアリング「プラスフード(PLUS FOOD)」の料金

フードプラス料金表
フードプラス料金表

「プラスフード(PLUS FOOD)」の料金は月額制です。
今流行りの「サブスク」サービスです。

一番安い「ライトプラン」は月額980円で、1日1回までで月に10回まで使えます。
10回フルで使用すると、1食98円ということになりますね。

この料金で色々なお店の商品を楽しめるのはかなりお得だと思います。

「ライトプラン」以外にも、「スタンダードプラン」は1日2回、月に30回まで、「スペシャルプラン」は1日回数無制限、月に60回まで利用可能です。
まずは「ライトプラン」から初めて、自分の利用するエリアや商品などを考慮して、たくさん使えそうならプランを上げていくのが良いですね。

ちなみに、このサービスの利用料金の5%が札幌市役所の子ども未来局に寄付されます。
食品ロス(フードロス)にも貢献して地域社会にも寄与できる、社会貢献性のかなり高い事業となっていますね。

まとめ

「プラスフード(PLUS FOOD)」は札幌で展開されている食品ロス(フードロス)削減に貢献するサービスです。
毎月定額でお店の商品を受け取ることができ、地域社会にも貢献できる素敵なサービスで、今注目を集めてきています。

利用回数はプランごとに毎月決まっているのですが、月途中から登録すると回数の月割りは行われません。
「ライトプラン」で言えば、20日に登録しても5日に登録しても10回の利用ということになります。

ですので、登録する際は月初に登録することをお勧めします。

まずは「ライトプラン」から初めて、自分の利用するエリアの商品や店舗の状況を確認して、10回以上利用するようなら「スタンダードプラン」や「スペシャルプラン」に変更するのが良いと思います。

食品ロス(フードロス)削減を目指して、お得に「プラスフード(PLUS FOOD)」の利用を試してしてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました