札幌の狸小路に1月にオープンした「新型コロナPCR検査センター」を知っているでしょうか？
ニュースでも取り上げられており、今かなり話題となっていますね。
札幌の事業者を救うかもしれない「新型コロナPCR検査センター」について紹介します。
札幌の狸小路にオープンした「新型コロナPCR検査センター」とは？
「新型コロナPCR検査センター」は1月9日に狸小路にオープンした、唾液による新型コロナウイルスのPCR検査ができる民間の検査センターになります。
民間のPCR検査センターが札幌の繁華街にできたということと、その値段と検査の早さにかなり話題になっていますね。
この記事の執筆時点でオープンから1週間ほどですが、連日200～300人が検査を受け、2021年1月14日は800人以上が検査を受けたそうです。
狸小路という立地もあり、かなりの人が利用しています。
すすきのに近いということで、対象は飲食店や接待業の方が多いのかと思っていましたが、福祉施設や寮生活の高校生など、団体での検査も多いそうです。
もちろん会社からの要望や、社員全員での検査もあると伝えています。
「新型コロナPCR検査センター」は「東亜産業」という会社が運営しています。
今回、札幌での「新型コロナPCR検査センター」のオープンは銀座センターと並んで4センター目となります。
健康・美容などの製品の企画や製造を行っている会社です。
コロナ禍においては、除菌グッズや感染対策グッズに力を入れているようですね。
しかし、商品の企画・製造がメインですので、営業という面ではそれほど強くないように一見すると見えます。
「新型コロナPCR検査センター」の運営は、会社としてかなり踏み込んだ事業なのではないかと思います。
「新型コロナPCR検査センター」ではどのような検査を受けられるのでしょうか？
札幌の狸小路にオープンした「新型コロナPCR検査センター」の検査内容は？
札幌の狸小路にオープンした「新型コロナPCR検査センター」での検査は、簡単で早くて安くてとても便利です。
検査を受けるにはまず予約が必要です。
インターネット上から日にちと時間を予約すると、予約番号が登録したメールに送信されるので、その後にセンターへ行きます。
「新型コロナPCR検査センター」は「医療行為が不要にもかかわらず検査の必要性がある方にご利用頂くことを想定」しているとのことです。
ですので、発熱等の症状があったり、濃厚接触等感染の疑いがある人は利用ができませんので、札幌市の保健所に連絡しましょう。
1回の検査を3,000円(税込)で受けれられます。
支払いは現金はもちろんクレジットカードも利用できます。
非接触ということで、支払いは対面ではなく支払い機で行います。
専用のキットで唾液を採取したら、提出して終わりです。
10分ほどで終わります。
検査結果の通知は3時間~当日(19:00受付以降は翌日午前中)でメールにて通知されるということです。
かなり早いですよね。
「新型コロナPCR検査センター」では「リアルタイムRT-PCR法」という手法で検査しているそうです。
詳細についてはインターネットで検索してもらいたいのですが、検査方法としては特殊な方法ではないようです。
(調べてみたのですが、素人には理解するのが難しかったです…涙)
「新型コロナPCR検査センター」の検査結果では、「高リスク」か「低リスク」しかわかりません。
要するにコロナに感染しているのかどうかはわからないということです。
どういうことなのでしょうか？
札幌の狸小路にオープンした「新型コロナPCR検査センター」の検査でコロナの感染は判断できない！
「新型コロナPCR検査センター」の検査結果では、新型コロナウイルスに感染しているかどうかはわかりません。
感染しているかどうかではなく、「唾液の中にコロナウイルスがあるかないか」を検査して、「高リスク」「低リスク」という検査報告を受け取る検査になっています。
「高リスク」であれば陽性である「可能性が高い」ということになります。
ですので、札幌市保健所「#7119」へ連絡して、指示を受けてから医療機関などでPCR検査を受けることになります。
逆に「低リスク」である場合は、陰性ということではありません。
この検査の「低リスク」という結果をもって新型コロナウイルスに感染していないと断定はできないですし、当然ながら「陰性証明」にもなりません。
あくまで「新型コロナPCR検査センター」は、唾液の中に新型コロナウイルスが存在しているのかを、「PCR検査」を使用して検査しているサービスです。
一般的に「PCR検査」の特性として、検体にウイルスが存在したとしても、存在しない状態を示したり、逆に検体にウイルスが存在しなかったとしても、存在する状態を示したりする場合が一定確率であります。
仮に、「高リスク」であると通知されたとしても、新型コロナウイルス感染症に感染しているかどうか等については、判断できないということになります。
ではなぜ「新型コロナPCR検査センター」を使うのか？と思う人がいるかもしれませんね。
あくまで、感染している可能性が高いのか低いのかを知ることができる、というのが「新型コロナPCR検査センター」の提供している検査になります。
手続きは唾液検査なので簡単で、検査費用はお手頃な3,000円です。
しかも、検査結果は最短3時間でメール送信されてきます。
「新型コロナPCR検査センター」は、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを検査するものではありませんので、そこは正しく認識して利用したいですね。
感染の可能性が高いか低いかはわかるので、接客業の方や飲食店で働く方、多くの人と接触するような人にとっては安心を提供できるサービスなのだと思います。
もし自身の感染に不安が感じているようでしたら、一度受けてみてはいかがでしょうか？
新型コロナウイルスについての相談は札幌市で用意されています。
札幌市新型コロナウイルス一般電話相談窓口
011-632-4567
毎日9時00分～21時00分
コメント